生える前から、歯の向きを変える⁉︎
2016年10月23日
こんにちは。
たけし矯正こども歯科
院長の徳倉 健です。
ウチの子、別に歯並び気にしてないし、、、
何だか早くから器具つけてかわいそう、、、
では、
大人で矯正しても、
子供で矯正しても結果は同じかというと。。。
結果もプロセスも全然違います!
子供は、大人の縮小版ではありません。
子供でできる治療が、大人になるとできなくなることがあります。
当然、逆のパターンもあります。
ですから、自分の子が
子供のうちに矯正した方が良いのか、
永久歯が生えそろってからの方が良いのかを、
小児歯科専門医の立場から判断させていただくのはとても重要なことです。
実際に子供のうちに矯正して正解だった例が次の写真です。
7歳11ヶ月の女の子です。
犬歯(永久歯)が、いつもと違ってレントゲンに写りました。
横からみてみると、、、、
犬歯(永久歯)が真正面を向いてしまっています。
お口の中をみると、、、
このように、お口の中を見るだけでは見分けがつきません。
しかし、歯並びの横幅が狭いため、拡大し、
他の永久歯を早く生えさせるように誘導した結果、、、
よかったですね! ちゃんと犬歯(永久歯)が生えました!
もう一度、ビフォアーのレントゲンがこちらです。
そして、アフターのレントゲンがこちら。
しっかり無事に生えていますね!本当によかった。
これが大人まで放置されていたらどうなっていたでしょう?
自然に生えなかった場合、大人ではかなりの難症例です。
これこそ、子供のうちに矯正して良かった!
と心底思います。
このように、
適切な時期を見極め、適切に対処する。
たけし矯正こども歯科では、
赤ちゃんから成人に至るまで、
これを常に念頭に置き、日々の診療に臨みます。
カテゴリ:小児矯正を迷われている方へ